246 契約に暦を見ること

ハウスメーカーに勤めています。

毎日現場が動いています。契約、地鎮祭、基礎着工、上棟、木完、仕上げ、引き渡し。節目節目に日を見るお客様、見ないお客様それぞれです。

去年会社のそばで建てられたお客様はいわゆる最強吉日(一粒万倍日と何かが重なった日)に引き渡しをしてほしいと、随分前からお願いされていた。現場に随分無理を言って間に合わせた覚えがある。

社長のコロナウィルス感染中に契約を予定していたお客様がいる。契約日を変更して、無事に契約を済ませたのだが、面白いことに気がついた。

本来の契約日 六曜仏滅、十二直とづ

変更後の契約日 六曜先負 十二直なる

十二直とは、六曜(大安、仏滅…の分け方)と同じく暦の分け方で、もう少し細かい行動制限があります。「とづ」は「閉」、閉じる日なので、壁や墓を作る以外のことは凶。そして「なる」は「成」、成就の日で何事にも吉。(詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)

変更後の日取りの方はお客さんの都合を聞いたかもしれませんが、本来の方が延期になってしまったのは不可抗力です。もしかしたら、何か大きな力がその日を避けるように働きかけたのかなとか思ったりします。

また、以前のお客様で逆パターンのことがありました。あまり良くない日で契約をされたお客様。契約をしたのは良いが、土地を売ってくれた不動産会社が潰れ、住宅ローンが再審査になる、大工さんの体調が悪く工期が大幅に延びる、工事車両を止める駐車場もなかなか決まらない…。結局予定より2ヶ月は遅れてしまいました。

途中にどんなことがあっても、間違えなく丈夫な家を建てています。安心して任せてください。

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