県庁所在地にある工務店に勤めている。
1代目現会長の創業から半世紀続く、少数精鋭の企業です。家を建てるという人生最大の大事業に、地元で地道にやっている工務店の存在は見落とせない。
コロナウィルスによる東南アジアとアメリカのロックダウン。海外木材が輸入されず国産木材が高騰。加えて、上海ロックダウンなどの影響で半導体の納品遅れが続く。湯温調節する浴室やシャワートイレ、非接触型水栓がついた台所などの住宅設備機器にとどまらず、半導体を使うあらゆる家電や自動車の入荷が世界的に遅れている。どの現場の工程もコロナ禍前より2か月くらいは遅れているのは、どこの工務店も同じ状況かと思います。
そんな中、今日上棟するお宅が1軒。
家の土台は、木の枠組みにコンクリートを流して基礎ができます。コンクリートが乾くまで2週間くらい。(写真はお客様邸のものではありません。)
壁になる部分にも鉄筋とコンクリートを流します。乾いたら木枠を外します。
ここに柱や屋根がのるのが上棟です。
↑こちらのお宅は1階の外壁が既に貼られていますが、本来は柱と筋交い、屋根がつくところまでを「上棟」と定義します。
2階建てで延べ床面積100㎡前後、4~5LDKで4人家族の戸建て。基礎着工から上棟までは大工さん1名から2名稼働で大体1ヶ月位かかります。屋根がついたことで餅をまいたりする地域もあるようです。
基礎着工→上棟の後は外壁や床材が入り、木工事完了。仕上げに風呂、キッチン、洗面台など住宅設備が設置され、完工引渡し。お客様邸もまだ4ヶ月くらいはかかります。
引き続きよろしくお願い致します。
もう一度。家を建てたいな…。
コメントありがとう