260 トゥルーマン・ショー

『トゥルーマンショー』という映画をご存知でしょうか。

ジム・キャリー演じる主人公の日常生活。彼の一挙手一投足が彼の知らないところで全世界に配信されていた。彼は広い舞台セットの中で生活している。彼の周りの人間はみんな俳優で、みんなその役割を演じているにすぎない。彼だけがそのことを知らずに幸せに暮らしていた。

ある日、ふとしたきっかけで彼自身もこの事実を知ってしまう。
それを知った彼は脱出を図るのだが…。

この映画とアメリカの小室夫妻の報道がかぶる。
圭さんが司法試験に落ちて投資家ビザに切り替えるとか、眞子さんのファッションチェック、上皇ご夫妻が生活資金援助をしているのではないかとか、秋篠宮ご夫妻はぎすぎすしているとか…。

これこそリアル『トゥルーマンショー』だな、とふと思った。一般人なのだから、そっとしてあげてという意見もある一方、私を含めた「顔のない皇室パトローラー」たちが警備の手を緩めない。それは「眞子さんたちの生活費はそもそも日本国民の税金」だから知る権利があるという立場なのか。

皇族の親戚になることと引き換えに失ったプライバシー。圭さんはこんな生活を望んでいたのだろうか。

「男なんだから、物価の高いニューヨークでプリンセスを養っていけるだけの生活力を持ちなさい」という言葉は、SDGsの世界にそぐわないかもしれない。ただ、現状1億ともいわれている眞子さんの貯金を食いつぶしているならば、この結婚生活はやはり箱庭世界と言わざるを得ない。

また、この「1億円」が本当にあるなら、これはあくまでも眞子さんの婚前財産。婚前財産は眞子さん個人の財産であって、夫婦共有財産ではありません。眞子さんがそれを知っていて圭さんに「贈与」しているのなら言うことはありませんが、30数年間乳母日傘で育てられてきたプリンセスが結婚に関する法律をどこまでご存知か。いくら愛している人とはいえ、自分の命がかかったらどんな暴挙に出るかわかりません。

一般人として結婚に関する法律を勉強してください。

コメントありがとう

タイトルとURLをコピーしました