245 都市銀行に切り捨てられた地方都市

現住所は区役所がある地方都市。ターミナル駅の隣で電車の乗り換えも悪くないし、駅前にはイオンがあるので、通勤時間は人通りが多い。そんな都市で支店店舗数縮少化の影響を受けた。

引っ越してきたとき、最寄り駅駅前にみずほ銀行の支店、三井住友銀行のATMコーナー、あとは地方銀行が2軒建っていた。

コロナ禍で最初の緊急事態宣言が出たくらいの頃、まずみずほ銀行の支店が閉鎖し、ATMが2台と両替機が1台ある無人支店が別の場所にできた。そしてそれから1年後、今度は三井住友銀行のATMコーナーが撤去された。

三井住友銀行はスマホアプリがとてもわかりやすく作ってある。普段はアプリで資金移動をする。現金が必要なときは支店まで行くこともあるが、土曜日日中の引き落としには手数料がかからない。急ぎならコンビニでも現金を引き下ろすことができる。

腹が立つのはみずほ銀行。みずほ銀行には私と子どもの預金口座がある。私の方は口座開設するときにクレジットカード一体型のキャッシュカードを作った。子どもの口座だが、キャッシュカード機能だけでカードを作りたかった。だが、キャッシュカード機能だけのカードは作成料が1080円(クレジットカード機能をつけると無料)と言われ、キャッシュカードを作らなかったのだ。すなわち、通帳だけの口座。

そのため、みずほ銀行口座の稼働率が極端に悪くなった。預け入れは通帳のみでできるが、子どもの口座からの払い戻しは通帳と印鑑を持って、支店の窓口で手続きしなければならない。資金移動も、私の口座から子供の口座へ移すのは近くのATMで可能だが、逆は支店まで行かなければならない。また、コロナ禍以降みずほ銀行のシステム障害が度々報道されている。スマホアプリもわかりにくい。こんな悪条件が重なり、次第にみずほ銀行から離れていった。口座開設から何度か引っ越しているが、子どもの口座は住所変更すらしていなかった。

そして今日巳の日。やっとみずほ銀行とさようならした。

返戻金が2000円ちょっとあった。素敵なお昼を食べて帰ろう。

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